新年を寿ぐときに欠かせぬのが赤い実物です。南天や千両は
お正月の飾りや生け花にはかかせません。
冬の寒さの中に厄祓いの赤い実をたくさんつける姿に縁起の良さを先人方は見出されたのでしょう。
そして、同じく赤い実をつける万両（まんりょう）も、この時期たくさんの赤い実をつけます。

楊柳亭のあちらこちらに、万両は植えられています。ふだんは目立ちませんが、この時期赤い実がたくさんなって、こんな所にもあるのだと再認識いたします。
花言葉は『寿ぐ』
楊柳亭の先代達が植えた寿ぎが
140年の年月を守ってくれているのだと感じております。

140周年の今年、料理長厳選『美味求心』をシリーズ化し、皆様へ発信していきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。